キッチンのリフォームをするとき、どんなレイアウトにしようか、どんな素材のものにしようか、想像すると夢が広がりますよね。
しかし、いくらオシャレなキッチンでも、キッチンは毎日使う場所ですから、実際の使い心地が悪いと毎日ストレスが溜まってしまいます。
せっかく安くない金額をかけてリフォームするのですから、失敗はしたくないですよね。
キッチンのリフォームに失敗しないためのコツをご紹介いたします。

 

 1. キッチンリフォームのよくある失敗例

①サイズのミス
・「憧れのアイランドキッチンにリフォームしたら、通路が狭くなってしまってすれ違いにくい。子供と一緒に料理できない。」
・「キッチンカウンターの高さまで気が回らず、適当に決めたら、身長高めの私には低すぎてキッチンを使うたびに腰が痛くなる。」
・「作業スペースが思ったより狭かった。」
・「今の冷蔵庫に合わせて冷蔵庫スペースの寸法を決めたが、冷蔵庫を買い替える際に、入るサイズの冷蔵庫がなくて困った。もう少しゆとりを持って作ればよかった。」

②収納スペースについての不満
・「解放感のあるオシャレなキッチンを目指したが、収納スペースが足りない。床下収納やニッチ、パントリーを作り、収納スペースを増やせばよかった。」
・「ゴミ箱を置くスペースのことを忘れていた。通路に置くことになってしまい、邪魔。掃除もしづらい。」
・「上にある棚が取り出しづらい。」

③使い勝手が悪い
・「前より冷蔵庫が遠くなってしまったのが地味にストレスです。」
・「動線をもっと考慮すべきだった。」

 

 2. キッチンリフォームで失敗しないためには

①サイズを隅々まで検討
通路が狭い、高さが合わない、スペースがない、家具家電が置けないなどは致命的な問題です。
キッチンリフォームの失敗を防ぐには、まず、高さや幅などを隅々までしっかり検討することが必要です。
メインでキッチンを使用する方の体格や、今ある家具家電のサイズ、今ある食器の量などをしっかり測ってレイアウトを決めましょう。

②動線を考慮する
キッチンの動線を考えてレイアウトを決めましょう。
調理をする際の動線、配膳をする際の動線、ゴミを捨てる際の動線、片付けをする際の動線、スーパーから帰ってきたときの動線など、様々なシチュエーションを想像することが大切です。
また、見落としがちな点ですが、コンセントの数も大切です。