バスルームが古くなってきた、長年のカビが落ちなくて汚い、故障した、タイル張りで寒い、広くしたいなど、バスルームのリフォームを検討される方には様々なご事情があることと思います。
人生で恐らく1度、多くても2度しか経験することがないバスルームのリフォームですが、金額はそれなりになるため、失敗はしたくありませんよね。
バスルームのリフォームに失敗しないためのコツをご紹介いたします。
1. バスルームリフォームのよくある失敗例
①サイズ・広さで失敗
・「浴槽のサイズが小さくなった。夫が足を伸ばして入れないと嘆いています。」
・「バスルームを広げたら、保温効果が薄まってバスルームが寒くなってしまった。温まりづらいため冬が辛い。掃除の手間も増えました。」
・「浴槽のまたぐ部分が少し高くなってしまって、高齢の両親が入りづらくなってしまった。」
・「窓を大きくしたら落ち着かない。また、窓と壁のコーキング部分にカビが生えそうで怖い。」
②機能で失敗
・「新しい浴用と愛用の入浴剤との相性が悪いらしく、使えなくなってしまいました。」
③配水管で失敗
・「実は配水管が劣化していて、リフォーム後2年でまさかの配水管からの水漏れ発生。せっかくリフォームしたのに、またやり直さなければならなくなりました。配水管までチェックしてくれるリフォーム業者に依頼すれば良かったと後悔しています。」
2. バスルームリフォームに失敗しないためには
①リフォーム業者選びが大切
ユニットバスの交換などは、どの業者がやっても基本的な見た目は同じです。
しかし、使っていくうちに細かいところで技術の差が出てくるものです。
その業者の評判や、バスルームのリフォームに関する実績などから業者を選びましょう。
中には、家の他の部分のリフォームの実績は豊富でも、バスルームについてはあまり経験がない……という業者もいます。
アフターフォローや、保証期間が充実しているかも重要なポイントです。
複数の業者から相見積もりをした際に、あまりにも安すぎる見積が出てくる業者は、つい頼みたくなりますが注意が必要です。しっかりと「安すぎる理由」を確認しましょう。
②機能面
ジェットバスやミストサウナ、自動洗浄装置、乾燥機能、半身浴用機能など、バスルームに関連するオプションはたくさんあります。
ショールームで実際に見ると、どうせリフォームするならつけたい!とついたくさんつけてしまいそうになりますが、本当に必要なのか、本当にその機能を使うか、一旦冷静になってみましょう。
オプションは意外と高額なので、「付けたはいいけど全然使ってない…」とならないよう、よく検討することが大切です。