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和室を洋室にリフォーム

今回のテーマ「和室を洋室にリフォーム」です。部屋をリフォームする時に最初に決めることがあります。それは部屋のイメージです。例えば、落ち着くモダンな部屋であれば、床、壁、天井の色調をダーク系にし、明るい部屋であればナチュラル系、北欧風であればホワイト系になります。もちろん配置する家具の色調も考えて部屋のイメージを決めます。自分でイメージがわかないのであればネット検索をして自分のイメージを探してみるのも良いでしょう。
 
1.床
フローリング素材は一般的な複合材、無垢材等があります。複合材は水や汚れに強く、無垢材は複合材に比べて高価になりますが感触、風合いがとても良いものです。
代表的な樹種は、オーク、ウォールナット、メイプル等があります。樹種により色はナチュラル系から深みのあるダークブラウンがあり、最近ではモダンで高級感のあるグレー系、北欧風なホワイト系や淡いピンク系等もあります。また、リビングルームで部屋が広ければ一部をタイルやテラコッタ等で施行することで部屋のアクセントになり、観葉植物や水槽等を配置することで部屋の見栄えがずっと良くなります。
 
2.壁
柱や鴨居等が見えないようにクロス張りにします。明るい部屋にしたいのであればクロスはホワイト系を用いることで、日中は日差し、夜はライトによる反射光で明るい部屋になります。ベッドルームのようにくつろぎが主体の部屋であればベージュ系、モダン柄等にするのも良いでしょう。
 
3.押入れや床の間
クローゼットしますが、一部を造り付けの机や棚などにする要望も増えてきています。
 
4.天井
クロス張りになります。照明器具をシーリングライトにした場合、天井のクロスをホワイト系にすれば光が反射して部屋全体が明るく照らされます。ダウンライトは天井に埋め込みますので天井面はスッキリした印象になりますが、真下を照らしますのでテーブル、机等の家具のレイアウト変更に制限がでてしまうことがありますので、その点を十分に考慮してダウンライトの位置を決める必要があります。
 
5.室内ドア
開き戸、引き戸があります。リビングルームは人の出入りが多いので開き戸の場合、開ける側に人がいないか確認できるよう、すりガラスがはめ込まれたドアが良いでしょう。
 
6.ウッドパネル
壁や天井などにクロス張りではなく、木目を生かしたウッドパネルを用い、部屋の一部分や全体を装飾することも可能です。費用は高くなりますが、モダンな部屋に仕上がります。
 
今回、和室から洋室へのリフォームについて簡単なアドバイスをさせていただきました。ご予算があるのですべて希望通りにいきませんが、こちらの情報がリフォームの際に参考にしていただけたら幸いです。