皆さんは、来るべきリフォームに備えて貯金をしていますか?
リフォームは、内容にもよりますが、部分的なものでも100万円程度、大規模なものでは何百万もの費用がかかります。気軽に出せる金額ではありませんね。
また、リフォームではなくても、自然災害によって住宅が壊れてしまい、急遽修繕費が必要になる場合もあります。
火災保険が適用できる場合が多いですが、もし満額出なかった場合はその分のは自分たちで負担しなければなりません。
いずれにしても、住宅の経年劣化は避けられないため、できれば貯金をしておいた方が良いのです。
## 1. 実際貯金をしているのか?
リフォームに備えて貯金をしている人の割合は、だいたい半々といったところです。
毎月別口座に入れて貯金していたり、定期預金をしていたり、また、リフォーム用とは定めていなくても余裕を持って貯金をしている人がいる反面、日々の生活費や家・車のローン、子供の学費などに追われて貯金はほぼできていないという人もいます。
## 2. どのくらい積み立てるべき?
それでは、実際どのくらいの金額を積み立てるべきなのでしょうか。
その家によって必要になる金額は違いますが、仮に新築当時から月1万円を積み立てたとすると、1年間で12万円なので、10年間で120万円、30年間で360万円を積み立てることができます。
マンションの修繕積立金の相場は大体1.5万円程度と言われていますが、これを参考にして積み立てるとすると、1年間で18万円、10年間で180万円、30年間で540万円積み立てることができます。
もちろん、積み立てるとはいっても、その間に諸々の修繕や交換が必要になってくるため、純粋な貯金額とはなりませんが、だいたいこのくらい積み立てていれば、ある程度のリフォームは賄えるのではないでしょうか。
また、リフォームの際にはリフォームローンや住宅ローンも使えるため、こういったものも併せて積立額を検討してみましょう。
## 3. リフォームの際に使える減税制度
リフォームはお金がかかる、というイメージがありますが、実は一定のリフォームをすると税制上の優遇措置を受けることができるのはご存知でしょうか。
対象になるのは、以下の6つのリフォームです。
・耐震
・バリアフリー
・省エネ
・同居対応
・長期優良住宅化
・その他の増改築
これらのリフォームを行い、確定申告をすると、所得税や固定資産税の減税対象となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.j-reform.com/zeisei/
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr2_000011.html
日々の生活、老後の資金、子供の学費など、かかる費用はたくさんありますが、ぜひこういった機会にリフォーム資金についても考えてみてください。
また、具体的なリフォーム費用などについて知りたい場合は、是非お気軽にご相談くださいね。