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リフォームローンとは

リフォームをするには、どうしてもまとまった金額が必要になります。
「リフォームをしたいけど、今すぐはまとまった費用が用意できない……」という方のために、リフォームをする方専用の「リフォームローン」というものがあります。一体どのようなものなのか、まとめてみました。

 

1. リフォームに使えるローンの種類

リフォームに使えるローンは

・リフォームローン
・住宅ローン

の2種類があります。
いずれも、民間の金融機関で取り扱っています。

 

2. リフォームローンと住宅ローン、どっちが良い?

①リフォームローンについて

リフォームローンは、リフォームに特化したローンのため、借り入れできる金額は数十万~数百万と少なめです。
そのため、基本的には無担保で借り入れすることができ、抵当権設定の必要もありません。
通常、抵当権を設定するためには司法書士に依頼するなどしなければならないため、そのための費用も別途かかってきますが、リフォームローンの場合は必要ないため、初期費用を節約することができます。
住宅ローンに比べて金融機関に提出する書類も少なく、また、審査にかかる期間も短いので、すぐにリフォームをしたいという方にも優しいローンとなっています。
審査そのものも緩いため、年収に不安があったり、転職したばかりだったりする場合でも比較的通りやすいです。
比較的少額で済むリフォームに向いているローンなのです。
その反面、金利は住宅ローンに比べて高く、返済期間も10年~15年程度と住宅ローンに比べて短い傾向にあるため、月々の返済額をしっかりとシミュレーションすることが必要となります。
ただし、リフォームローンであっても、担保を設定することによって金利を下げられたり、返済期間を延ばすこともできる場合があるため、金融機関の担当者に相談してみてください。
無担保で手軽に借りられて、初期費用も抑えられるという点から、リフォームローンは~数百万程度の比較的少額のリフォームに向いていると言えるでしょう。

②住宅ローンについて

住宅ローンは、基本的に家を新築したり、購入したりする場合に使うローンですが、リフォームにも使用することができます。
そのため、借り入れできる金額は大きく、返済期間も最長35年と長く設定されています。
設定によりますが、金利もリフォームローンに比べて安く設定されています。
しかし、その分担保の設定が必須であったり、抵当権の設定が求められたり、用意しなければいけない書類が多かったりなど、手続きは複雑です。
また、審査には時間がかかり、審査そのものも厳しいため、場合によっては通らない場合もあります。
住宅ローンは、1000万以上かかってしまうような大規模なリフォームを行う場合に向いています。

 

ご自身のリフォーム規模にぴったりのローンを検討してみてください。