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ガスコンロからIHにリフォーム

以前に「あなたはIH派?ガスコンロ派?」でIH、ガスコンロの特長をアドバイスしましたが、今回は「ガスコンロ」から「ビルトインIH」のリフォームを深堀りしていきます。
 
1. 電源工事
 
一般的な家庭では100V電源が配線されていますが、IHは200V電源を使用しますので配線工事が必要になります。
2. 天板(トッププレート)
 
フラットなガラスプレートなので、五徳、受皿がなく拭き取りだけになりますのでお手入れが楽なのと操作パネルが天面に配置されてとても見やすいのが特徴です。この天板のヒータ部分に磁力線が埋め込まれており鍋やフライパンとの電気抵抗で発熱・加熱されます。ですから鍋、フライパン等の調理器具もIHで使用できる物が必要です。耐熱ガラスや土鍋等は使えません。
 
3. サイズ
 
天板のサイズは60cm, 75cmの2種類があります。消防法でレンジフードの幅より大きなサイズは不可と決められています。左右のヒータ部分の間隔は同じで、75cmの方が両端に余裕あり、価格は若干高いですが大きな鍋や大きなフライパンでの同時調理もできる75cmの方をみなさまが選んでいるようです。
 
4. ヒータ
 
ガスと同じ火力が可能ですし、火力調節がガスコンロと比べて細かな設定ができ得意です。ヒータの種類は下記の3種類があり、メーカの機種やグレードによってヒータの組み合わせがあります。
・IH
鉄とステンレスの鍋やフライパンでの利用が可能。
・オールメタルIH
 鉄とステンレス以外の銅やホーロー、アルミといった鍋やフライパンでの利用が可
能。
・ラジエントヒータ
ラジエントヒータは磁力を使用せず、ヒータ部分を加熱し鍋やフライパンに熱を伝
えることができるため金属以外の耐熱ガラス、土鍋などの調理器具も使えます。
また、焼き網を使用した調理も可能です。
 
5. 安全装置
 
ガスコンロにあるチャイルドロック機能、立ち消え防止機能、過熱防止機能等の他にIHならではの金属小物(さじ、フォーク等)をおいた時に停止する機能があります。

今回、「ビルトインIH」リフォームのアドバイスをさせていただきました。ご予算があるのですべて希望通りにいきませんが、1日に何度も使用するものなのであとから後悔するより、多少ご予算をオーバーしても納得できる良いものを選んでいただけたらと思います。こちらの情報がリフォームの際の参考になればら幸いです。