キッチンリフォームをする際に一番気になるのは費用面ですよね。
ここでは、キッチンリフォームにかかる費用をリフォーム内容別に分かりやすく紹介いたします。

 

 1. キッチンリフォームにかかる費用の内訳

まず、キッチンリフォームには、具体的にはどのような費用がかかるのでしょうか。

基本的には、次の5つの費用がかかってきます。

①新しいキッチンの本体費用…キッチンの形やサイズ、グレードによって変わります。30万～100万程度であることが多いです。
②新しいキッチンの取付工事費
③既存キッチンの撤去費用
④工事の際に発生した廃材処分費
⑤その他諸経費、雑費…管理費など。全体工事費の10～15％程度であることが多いです。
⑥養生費・仮設工事…工事の際に他の部分を傷つけてしまわないようにカバーをかけたり、脚立などの内部足場を使用する費用です。

また、工事内容によっては、以下の費用もかかってきます。

⑥給排水設備工事…給水管、給湯管、配水管など。
⑦電気設備工事…配線工事、コンセント設置工事など。
⑧壁・床工事…壁クロス張り替え、クッションフロア・フローリング張り替え、巾木交換、既存壁クロス・床材撤去費用など。

 

2. 費用の相場は？

それでは、具体的にはどのくらいの費用がかかってくるのでしょうか。

①キッチンサイズ、形を変えずに新しいシステムキッチンにリフォーム…50万～100万程度
キッチン本体のサイズや、形を変えずに新しいものにする場合は、壁や床の工事費用を節約することができます。
また、給排水管やコンセントの位置なども変更する必要がない場合が多く、既存のものを再利用することができるため、費用を抑えられます。

②I型キッチンからアイランド型キッチンにリフォーム…80万～150万程度
この場合、キッチン本体の工事に加えて部屋のレイアウトの変更が必要になるため、壁や床の工事が必要になり、工事費が高くなります。
特に、キッチンを1階から2階に移設するなどの場合はかなり高額になります。
また、給排水管を移動させたり、コンセントを新設したりする必要があり、大規模な工事になります。意外とこれらの費用は馬鹿になりません。

③食器洗い乾燥機、レンジフード、IHクッキングヒーターの交換や新設…10万円～30万円程度
現在のキッチンに食器洗い乾燥機、レンジフード、IHクッキングヒーターを新設したり、古くなったものを交換する工事であれば、グレードにもよりますが、だいたいこのくらいの費用が必要です。